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短編映画「妄想カンフー ~ダイナソー・ミッション~」が映画祭で数々の賞を受賞!

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2022年9月に制作した短編映画「妄想カンフー ~ダイナソー・ミッション~」が、2つの映画祭&映画コンテストで賞を頂きました!


2022年9月、日本を牽引するアクション団体である【ジャパン・アクション・ギルド(JAG)】が主宰するアクション映画コンテストで準グランプリを獲得!

JAGは、香港映画界で長く活躍され、映画「るろうに剣心」シリーズでもアクション監督を務めていらっしゃる谷垣健司さんが率いる団体です。そんな日本を代表するアクション団体から準グランプリをいただけるとは本当に光栄なことです。

また、自分自身がジャッキー・チェンのカンフー映画を見て育ち、「いつかカンフー映画を撮りたい!」と思いながら20年以上映像業界で働いてきたので、こうして日本の業界に「カンフーの新しい風」を吹かせることができたことを大変嬉しく思っております。

そして!2023年1月に開催された【沖縄NICE映画祭】では、音響賞を獲得しました!

映像を制作する上で、録音・音楽・効果音、更にはそれらをミックスさせる作業はとても大事だと考えています。
今回の作品はアクションなので、俳優さんたちの動きに合わせて細かく効果音を入れる必要がありました。ただ、効果音だけだと臨場感や音の深みがなくなってしまうので、現場での録音にももちろん気を配りました。
現場で録音した音をどれくらいの音量で聴かせて、そこに効果音をどれくらいの音量で乗せていくか… その塩梅で大スクリーンで見た時の迫力は大きく変わってきます。

音の最終ミックス作業はいつもお世話になっている自由が丘のSALMIXさんで行いました。

俳優さんたちのアフレコ収録もこちらで行いました。今作はアクション映画で、撮影中に俳優さんたちが動き回るため、現場で俳優さんたちの声を収録するのに限界があったためです。アフレコ収録が初めての俳優さんたちが多かったのですが、皆さん楽しみながら収録をしてくださいました。

ミキサーさんがある程度すべての作業を施してくれた後、重箱の隅をつつくように「ここの効果音をもっと出して」「この音をもっと低音にして」「ここでリバーブさせて」などなど、たくさんの指示を出していきます。修正を加えた部分は、スタジオにある大きなスピーカーと小さなスピーカーの両方を確認します。テレビ環境で鑑賞した場合と、大スクリーンで鑑賞した場合の両方でよりよく聞こえる音に落とし込むためです。

こうして何時間もかけて作業した結果、このような賞を受賞できたことを本当に嬉しく思いますし、今後も音に対するこだわりを忘れずにいくんだぞと、背中を押された気がしました。

クラウドファンディングにご支援いただいた皆さま、そしてこの映画を制作するためにご尽力いただいたキャスト、スタッフ、すべての皆さまに心より感謝いたします。

監督:髙橋あき子Jerry(akikojerry)

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